9月に入ってもまだまだ暑い日が続きますね。暑さによる寝苦しさは睡眠の質を落とし、疲れを抜けにくくさせます。このような夏の疲れが8月後半から9月にかけて食欲不振や疲労感、だるさなどの体調不良につながってきます。
お子さんの調子がわるくなった、保護者であれば誰でも心配になるのは当然です。
「もし入院になるような病気だったらどうしよう・・・」「明日は自分の仕事も急に休めないし、困ったなぁ・・・」など、いろいろ悩むことも多いかと思います。
今月は 救急受診の目安・判断 についてお話しします。
すぐに受診した方がいいのか
医師が「この子は大丈夫」というときには、
①子どもの見た目・様子
②息づかい
③顔色・皮膚の色
などから判断しています。
ふだんから子どもの様子をみている保護者も、これらの変化に気づくことができると思います。
観察のポイント
①見た目・様子
・好きなおもちゃなどに興味を示すか
・手足をよく動かすか
・目線があうか
・泣き声や声が弱々しくないか
②息づかい
・いつもに比べて息が荒くないか
・息をする際に変な音がしていないか(ゼイゼイなど)
・肩で息をしていたり、鼻をピクピクさせるような息をしたりしていないか
③顔色・皮膚
・顔色や手足の色がわるくないか
・手足が冷たくなっていないか
①から③のいずれかに問題があれば、すぐに受診することをおすすめします。また1回の観察で問題がないと判断した場合でも、くり返し観察することが重要です。
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