top of page

ペンギンハウス 4月monthly news

  • 執筆者の写真: ファミリークリニック・せぐち小児科
    ファミリークリニック・せぐち小児科
  • 2022年4月22日
  • 読了時間: 2分

鳥取県でも新型コロナウイルスのクラスターが発生するなど、流行が収まらず、保育園や学校もたびたび休園・休校するなど落ち着かない日々が続いていますね。

その他の病気の流行はありませんが、咽頭炎などでペンギンハウスを利用されるお子さんも少しずつ増えています。

現在、ペンギンハウスでは、入室時に必ず当院で抗原検査またはPCR検査を受けてから入室していただくようにしています。

朝お急ぎのところ時間がかかりご不便をおかけいたしますが、ご利用者皆様の安心安全を確保するため、ご協力をお願いいたします。


今回のマンスリーニュースはけいれん(ひきつけ)をおこしたときの対処方法について簡単にお話しさせていただいたきます。


熱が上昇する時に悪寒戦慄といって身体がガタガタ震えることがあり、よくけいれんと間違われます。意識があるかどうかみて、意識があれば大丈夫です。


〇対応と注意点

  ・けいれんに気づいた時、あわてて抱き上げたりほっぺたを叩いたり、揺すったり大声

   で名前を呼ぶ等刺激しない。

  ・仰向けに寝かせたら顔は横向きにし、呼吸しやすいように 衣服をゆるめる。吐くこ

   とがあるので、その時は身体を横向きにして吐かせる。(最初から身体を横向きにし

   てもよい。)

  ・絶対に口の中に物(スプーンや割りばし等)や指を入れない。(口をふさいで窒息し

   たり、口の中を傷つけたりするおそれがある。)

〇観察ポイント

  ・何時何分から何分間

  ・意識状態(呼びかけに対する反応)

  ・顔色、チアノーゼ

  ・手足の動き方、目の向き、左右差

  ・けいれんがおきた時の体温


★こどもの5~10%くらいはけいれんを経験すると言われています。

 5~10分以内のけいれんで命にかかわることはほとんどありません。

 けいれんが落ち着いたら速やかに医療機関を受診して、上記の様子を医師に告げてくださ

 い。

 もし、10分以上続く、繰り返す、顔色や唇の色が悪いのが続く、呼びかけに反応しない

 い、意識が戻っているかどうか判断できないなどの時は、救急車を呼んで下さい。 

 

 

 


最新記事

すべて表示
6月のmonthlynews

今月はヘルパンギーナについて 初夏から夏にかけて流行する【ヘルパンギーナ】という病気をご存知ですか?   〇ヘルパンギーナってどんな病気? ヘルパンギーナはウィルスによる感染症で、主に5歳以下のお子さんに多く見られます。...

 
 
 
5月monthly news

子どもの熱中症に気をつけましょう! 暑い日がふえてきましたね。これからの季節特に気をつけたいのが「熱中症」です。 小さいお子さんは、「暑い」や「喉が渇いた」と自分から言えません。 そのため、大人が気づいてあげることがとても大事です。 こんな様子ありませんか? ...

 
 
 
4月ペンギンハウス monthly news

新年度がはじまり、新しい環境での生活がスタートしますね。 疲れも出やすくなるかと思います。食事や睡眠など整えて健康に過ごせますように。 ペンギンハウスでも、新しい環境での疲れから体調を崩すお子さまのご利用があります。 小さいお子さまでは、胃腸炎症状でのご利用が増えています。...

 
 
 

Comments


%E3%81%9B%E3%81%8F%E3%82%99%E3%81%A1%E5%
%E3%83%98%E3%82%9A%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%
%E3%81%82%E3%81%AE%E3%81%AD_edited.png

医療法人ファミリークリニック せぐち小児科
病児保育室 ペンギンハウス

 

〒683-0805 鳥取県米子市西福原9-16-26
TEL:0859-38-0780

  • Facebook
  • Instagram

©2020 by 医療法人ファミリークリニックせぐち小児科

bottom of page