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ペンギンハウス 6月monthly news

  • 執筆者の写真: ファミリークリニック・せぐち小児科
    ファミリークリニック・せぐち小児科
  • 2022年6月8日
  • 読了時間: 2分

ペンギンハウスも、風邪をひいて咳や鼻汁が出るお子さんのお預かりが増えています。

季節の変わり目ということもあり、中には喘息発作が出るお子さんもおられます。


そこで今回は、咳の症状が出る時の対応と注意点について簡単にお話します。


咳は呼吸する空気の通り道(気道)に侵入したウイルスや細菌や異物などを除去しようとして出る、生体の防御反応の一つです。ですので基本的には無理に止める必要はありませんが、全身状態を観察して対処することが必要です。


 ・発熱もなく、食欲もあり、顔色もよく元気である。

 ・咳込んでいるが回数は少なく、眠れている。   ⇒急を要しないが、咳が増えたり、       

                         喘鳴(ゼーゼーやヒューヒュー)

                         がする時は、すみやかに小児医療

                         機関を受診する。 


 ・ずっと咳込んで止まらない。

 ・肩で息をするなど呼吸が苦しそう。

 ・呼吸が明らかに速い。            

 ・顔色や唇の色が少し悪い。           

 ・横になって眠れない、座り込んでいる。     ⇒夜間でも小児救急対応医療機関を 

                          受診。


 ・顔色が悪く唇の色が紫色をしている。

 ・呼吸が苦しくてしゃべれない。

 ・呼吸がくるしくて動けない。          ⇒救急車を呼ぶ。


また、咳は風邪や喘息発作などが原因で出ることが多いですが、異物の誤飲やアレルギーの原因となる物質のアレルゲンを摂取した時なども咳が出ることがあります。

日頃から子どもの体調や様子を観察しておくことが大切ですね。








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