top of page

7月monthly news 解熱剤の使い方

執筆者の写真: ファミリークリニック・せぐち小児科ファミリークリニック・せぐち小児科

このところとても暑い日が続いていますね。夜も気温が下がらず、また湿度も高いため、適切にエアコンを使用してもらえたらと思います。熱中症で一番気をつけなければいけないのは、気温よりも湿度になるため、体調管理に気をつけて下さい。


今回はお子様の熱が下がらない時の解熱剤の使い方についてご紹介します。

目安としては、38℃以上でつらそうにしている時は解熱剤を使います。

高熱でも、元気があり、食事・睡眠ができている場合は使わなくてもかまいません。体温が高いからと、寝ているときに起こしてまで使う必要はありません。

また、一度使用したら次に使用するまで6〜8時間以上は開けてください。


こんなときは?

①寒いと言ってふるえている

 体が熱を上げようとしている状態です。

 布団をかけたり服を着こませたりして、あたためるようにしてください。熱が上がりき 

 るとふるえはおさまりますので、そのあとは熱が逃げやすいように少し薄着にさせてく 

 ださい。


②解熱剤は一時しのぎですか?

 解熱剤は熱によるつらさを一時的に軽減するためのもので、病気が治ったというわけで

 はありません。


③坐薬と飲み薬はどちらを使えばよいですか?

 どちらも効き目は同じです。

お子様の状態にあわせて、飲み薬が飲めないようであれば坐薬を、坐薬を嫌がるようなら

 飲み薬を使うようにしましょう。ただし、同時に使うのはいけません。


④冷やしていいですか?

 冷たいタオルや冷却ジェルシートをおでこに貼っても、熱が下がることはありません。嫌

 がるようであれば、無理に冷やさなくても良いです。

閲覧数:40回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2月 monthly news

このところ、とても寒暖差が激しい日が続いています。もう雪も大丈夫かと思ったら、また降ってきましたね。 朝の凍結など、お車や歩きでの出勤お気を付けください。受験シーズンですので、お子さまの体調管理にも気を配らなければならず大変でしょうか、ほっと一息つけるお時間がありますように...

1月 monthly news

新しい年がはじまりました。 今年も1年、みなさまが健康に過ごせますように!! さて、今月のmonthly newsは昨年から流行がみられる「マイコプラズマ肺炎」についてです。 マイコプラズマという細菌によって起こる気管支炎や肺炎で、幼児や学童に多くみられます。...

12月 monthly news

今年も残すところあとひと月になりましたね。12月に入って比較的あたたかな日が続きますが、これからやってくる本格的な寒さに備えて体調を整えていきたいですね。 病児保育室では、インフルエンザのお子さまのお預かりも増えてきました。...

Commentaires


%E3%81%9B%E3%81%8F%E3%82%99%E3%81%A1%E5%
%E3%83%98%E3%82%9A%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%
%E3%81%82%E3%81%AE%E3%81%AD_edited.png

医療法人ファミリークリニック せぐち小児科
病児保育室 ペンギンハウス

 

〒683-0805 鳥取県米子市西福原9-16-26
TEL:0859-38-0780

  • Facebook
  • Instagram

©2020 by 医療法人ファミリークリニックせぐち小児科

bottom of page