このところとても暑い日が続いていますね。夜も気温が下がらず、また湿度も高いため、適切にエアコンを使用してもらえたらと思います。熱中症で一番気をつけなければいけないのは、気温よりも湿度になるため、体調管理に気をつけて下さい。
今回はお子様の熱が下がらない時の解熱剤の使い方についてご紹介します。
目安としては、38℃以上でつらそうにしている時は解熱剤を使います。
高熱でも、元気があり、食事・睡眠ができている場合は使わなくてもかまいません。体温が高いからと、寝ているときに起こしてまで使う必要はありません。
また、一度使用したら次に使用するまで6〜8時間以上は開けてください。
こんなときは?
①寒いと言ってふるえている
体が熱を上げようとしている状態です。
布団をかけたり服を着こませたりして、あたためるようにしてください。熱が上がりき
るとふるえはおさまりますので、そのあとは熱が逃げやすいように少し薄着にさせてく
ださい。
②解熱剤は一時しのぎですか?
解熱剤は熱によるつらさを一時的に軽減するためのもので、病気が治ったというわけで
はありません。
③坐薬と飲み薬はどちらを使えばよいですか?
どちらも効き目は同じです。
お子様の状態にあわせて、飲み薬が飲めないようであれば坐薬を、坐薬を嫌がるようなら
飲み薬を使うようにしましょう。ただし、同時に使うのはいけません。
④冷やしていいですか?
冷たいタオルや冷却ジェルシートをおでこに貼っても、熱が下がることはありません。嫌
がるようであれば、無理に冷やさなくても良いです。
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