このところ、猛暑が一変して朝晩が肌寒い季節になりましたね。
秋の収穫時で農家さんは忙しい時期だと思います。急激な気温の変化で体調を崩されないようにお気を付けください。
季節の変わり目はさまざまな病気が流行します。今回は溶連菌感染症についてお話します。
この病気は、溶連菌という細菌がのどに感染して、のどの痛み・発熱・身体や手足にかゆみのある発疹・腹痛・嘔吐などの症状を引き起こします。
溶連菌には抗菌薬が処方されますが、およそ10日間と少し長めの服薬になります。熱は1、2日で下がり、のどの痛みも軽くなります。発疹は3、4日で消えて皮がむけてくることもあります。ただ、よくなったからといって薬を飲むのをやめると、再発したりリウマチ熱(心臓の合併症、関節痛など)を起こすことがあるので、指示されたように最後まで飲み切りましょう。
舌がイチゴのようになり痛みが出る事もありますので、食欲がないのは仕方ありません。熱いもの、すっぱいもの、塩辛いもの、かたいものを避け、冷たくてのどごしがよいものがいいでしょう。
高熱がなく元気であれば、入浴しても大丈夫です。
抗菌薬を飲み始めてから24時間たって、熱が下がっていれば登園・登校ができます。
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