top of page
執筆者の写真ファミリークリニック・せぐち小児科

10月monthly news

このところ、猛暑が一変して朝晩が肌寒い季節になりましたね。

秋の収穫時で農家さんは忙しい時期だと思います。急激な気温の変化で体調を崩されないようにお気を付けください。

季節の変わり目はさまざまな病気が流行します。今回は溶連菌感染症についてお話します。


この病気は、溶連菌という細菌がのどに感染して、のどの痛み・発熱・身体や手足にかゆみのある発疹・腹痛・嘔吐などの症状を引き起こします。

溶連菌には抗菌薬が処方されますが、およそ10日間と少し長めの服薬になります。熱は1、2日で下がり、のどの痛みも軽くなります。発疹は3、4日で消えて皮がむけてくることもあります。ただ、よくなったからといって薬を飲むのをやめると、再発したりリウマチ熱(心臓の合併症、関節痛など)を起こすことがあるので、指示されたように最後まで飲み切りましょう。


舌がイチゴのようになり痛みが出る事もありますので、食欲がないのは仕方ありません。熱いもの、すっぱいもの、塩辛いもの、かたいものを避け、冷たくてのどごしがよいものがいいでしょう。

高熱がなく元気であれば、入浴しても大丈夫です。


抗菌薬を飲み始めてから24時間たって、熱が下がっていれば登園・登校ができます。

閲覧数:21回0件のコメント

最新記事

すべて表示

1月 monthly news

新しい年がはじまりました。 今年も1年、みなさまが健康に過ごせますように!! さて、今月のmonthly newsは昨年から流行がみられる「マイコプラズマ肺炎」についてです。 マイコプラズマという細菌によって起こる気管支炎や肺炎で、幼児や学童に多くみられます。...

12月 monthly news

今年も残すところあとひと月になりましたね。12月に入って比較的あたたかな日が続きますが、これからやってくる本格的な寒さに備えて体調を整えていきたいですね。 病児保育室では、インフルエンザのお子さまのお預かりも増えてきました。...

ペンギンハウス11月monthly news

朝晩の寒暖差を感じるようになりました。 日中との温度差が大きいので衣服の調節も難しいですね。 ペンギンハウスでは最近 胃腸炎のお子さまのお預かりが増えてきました。 今月はお子様が嘔吐をした時の対処法をご紹介します。 ☆嘔吐 発症するとしばらくは嘔吐症状が続きます。...

Comments


bottom of page