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執筆者の写真ファミリークリニック・せぐち小児科

悲しい夜

先日の我が家の話しです。

夜の22時30分頃、固定電話が鳴り、普段夜遅くに電話が鳴ることがないので、警戒しながら電話に出ました。

「もしもし」→相手も「もしもし」 何回かこれを繰り返し、若い男性の声だったので、県外の大学に行っている息子の名前を「ooo?」と問いてみると「そうだけど」と返答。

本当に息子だったのですが、それを傍で聞いていた高校生の娘に「そこは名前先に言ったらダメだよ」と

なるほど!オレオレ詐欺はこんな感じなのかと思いました。

息子とは音信不通だったわけではなく、数日前も声を聞いたばかり。

普段は携帯電話に連絡してくる息子、携帯電話の画面を見て電話にでますが、情報がないと分からないものだと思いました。

息子の声も分からなくなったのかと老いを感じる悲しい夜でした。

息子も少なからず、ショックだったようです。


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