ペンギンハウス 5月monthly news
- ファミリークリニック・せぐち小児科
- 2024年5月9日
- 読了時間: 2分
新生活や連休の疲れが出てくるころかと思いますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今回のmonthly newsでは、“吐いたとき”のホームケアについてご紹介します。
●飲み過ぎて吐いたとき
“いつ乳”といって、生後3ヶ月くらいまでは口元から母乳やミルクがたれることがあり
ます。吐いたあとも機嫌はいいです。
⇒元気にしていれば、問題ありません。
●咳き込んで吐いたとき
肺炎や喘息発作などで咳き込みが強いときや、鼻水がのどに流れこんだときに吐くことが
あります。
⇒・咳がやわらぐように、水分をこまめに与えましょう。
・抱っこしたり、体を少し起こしたりして寝かせましょう。
●頭の痛みや気分が悪くて吐いたとき
かぜで頭が痛くなった時や、車酔いなどで気分が悪くなったときに吐くことがあります。
⇒・横になって安静にさせましょう。
・頭の痛みが強いときは、痛み止めの薬を使いましょう。
●お腹の動きがわるくて吐いたとき
急性胃腸炎(嘔吐下痢症)で、お腹の動きがわるいときにも吐いてしまいます。
⇒水分補給の仕方や食事に気をつけましょう。
(吐きがおさまったら、経口補水液やミルク(母乳)を少量ずつ何回かに分けて。)
※虫垂炎や腸重積、腸閉塞などでも吐きますが、これらの病気は緊急な処置が必要です。
6時間以上吐いているとき、血便が出たとき、吐いたものが緑色のとき、お腹をひどく
痛がるとき、元気がなくぐったりしているとき、体中に蕁麻疹が出て機嫌が悪いときなど
は、すぐに受診をしましょう。
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