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  • 執筆者の写真ファミリークリニック・せぐち小児科

11月ペンギンハウスⅯonthly news

朝晩は肌寒く感じるようになりましたが、日中は11月とは思えない暑い日も続いていますね。寒暖の差が激しく、体調管理も難しいところですが、みなさま元気に短い秋をお楽しみくださいネ。

さて、今月のmonthly newsは夜尿についてのお話です。


5歳以降になっても月に数日おねしょが続く場合を、夜尿症といいます。

けっしてめずらしくはなく、5~6歳では5人に1人10歳でも20人に1人いるといわれています。

夜尿症で大切なことは、

①あせらない ②おこらない ③起こさない

の3つです。

夜尿症は親のしつけのせいではありません。温かく見守る気持ちが何よりも大切です。

そして、こどもが心の中で「しまった」とおもっているときにおこられると、「がんばろう」という意欲が損なわれ、治りにくくなります。おねしょをしなかった日には、一緒に喜ぶようにしましょう。

また、夜中に無理に起こしてトイレに連れて行ってもよくなりません。


家庭で気をつけることは

①夕食は早めに(寝る2~3時間前に終わらせましょう)

②水分(17時以降はコップ1杯程度にして日中に多めに摂るようにしましょう)

③寝る前には必ずトイレに行きましょう

④便秘があれば治しましょう


これらを意識してまずは生活改善を行ってみましょう。それでも、良くならない場合は薬物療法などの方法もあります。

当院でも夜尿症のご相談をお受けしていますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

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